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トラックボール製品レビュー

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Microsoft Trackball Optical

2004年8月5日掲載

Microsoft Trackball Optical
Microsoft Trackball Optical
今回のレビューはマイクロソフトのトラックボール・オプティカルです。このところマニアックレビューが続いていたので、今回はお役に立てるレビューにしたいなと思ってます。
とはいえ、これまで親指ボールタイプをメインに使ったことがありませんでした。今回は数日間続けて使ってみたレビューってことでお許しください。
 
マイクロソフトは現在2種類のトラックボールを発売しています。どちらも光学センサ式の5ボタンホイール付きで、違いはボールの大きさとレイアウトになります。人差し指ボールタイプがTrackball Explorerで、親指ボールタイプがこのTrackball Opticalになります。
販売価格はこのTrackball Opticalの方が安いですが、これはグレードの違いではなくてデザインの違いだと考えて構いません。
なお、親指ボールタイプで5ボタンホイール付きという条件では、現時点でこの製品以外に選択肢はありません。
 
マウスのようなボタンレイアウト
マウスのようなボタンレイアウト
ぱっと見た感じはマウスのようなデザインですが、写真を見てから実物を見ると、マウスよりだいぶ大きいと感じるはずです。マウスと違って動かす必要がないので、てのひら全体で本体を覆うような持ち方になります。
やはり欧米人も意識した大きさなのでしょう。私は指は長い方なんですけど、それでもボタンの先端側まで届きません。本当は先端の方が軽く押せそうなんですが、押しにくいという訳ではありません。むしろ、手で覆う持ち方なのであまりクリックが軽いと誤って押し下げる恐れがありそうで、その辺は考えられた重さなのだと思います。
また、ボタンは全てが横一列に並んでいるので、間違えて押すんじゃないかと思いましたが、以外と押し間違いはありません。これは指が自然に乗せられるレイアウトになっているからなのでしょう。
 
ボールは光学センサ用の模様が付いたデザインで、本体と接する部分はステンレス球の3点支持という構成です。このステンレス球がすり減るということを時々耳にしますが、私個人的にはこの症状に遭遇していません。体質によって皮脂の成分が違うようなことがあるのかも知れません。
ボールの転がりはまずまずです。ボールの径が小さいので、どうしてもTrackball Explorerに比べると慣性で転がる感覚はありませんが、決して重くなく軽快です。
縦移動の転がし方向
縦移動の転がし方向
このトラックボールは、最初縦方向に転がすのに少し慣れが必要でした。ボールの上部に指を触れてボールを縦方向に転がしても、ポインタがあまり移動しないんです。
これは、光学センサーが本体に斜めに付いているボール受け部分の底にあるためで、ボールのやや左寄りを上下に転がすことに慣れれば、むしろ手の構造上はこの方が無理がない印象です。
例によって、このトラックボールもボールのまわりが光ります。Trackball Explorerでは、ホイールとボタンの隙間からこの光が目を直撃するという問題がありましたが、Trackball Opticalでは隙間は奥の方にしかないので大丈夫。奥から覗いてみましたが、向かいの人が眩しいということも無さそうです。
全体的に、親指型トラックボールとしてはオーソドックスな作りで、可もなく不可もなくという印象です。5ボタンホイール付きの光学式トラックボールという点から考えれば、価格も比較的安価です。
親指ボールタイプでは、現時点で一番コストパフォーマンスが高いのではないでしょうか。
とはいえこの製品も、米国での発売が2000年ということを考えると、支持球の改善やチルトホイールの搭載などを実現した新製品にも期待してしまいます。
トラックボールの中でもマイナーな親指ボールタイプですが、他社ももっと競合する製品を出して頑張ってほしいところです。


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