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トラックボール製品レビュー

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Logicool(Logitech) MarbleMouse

2001年6月18日掲載(2002年5月12日更新)

MarbleMouse外観
MarbleMouse外観
私こと「そうせんやき」も使ったことがあるLogitech(日本名ロジクール社)のMarbleMouseについて、このページを見ていただいた風来坊さんより感想を頂戴しましたのでご紹介します。(括弧とじでコメントを入れています。)
−−以下寄稿−−
家で使っているトラックボール。ちなみに私(風来坊さん)は左手で使っている。
会社である程度使い慣れてから買った分、使い慣れるまではそんなにかからなかった。
私が試した3種類のトラックボール(他にサンワサプライTB2000,TB3を使用されたそうです)の中でも一番使いやすい。
形状は上から見ると縦長の楕円をしており、横から見ると緩やかなカーブを描いている。ボタン形状も曲面があり、全体的に丸みのある形状をしている。
通常はマウスポートにつなぐようになっているが、付属の「変換コネクタ」でシリアルポートにも接続できるようになっている。(※現在のモデルはケーブルにはUSBコネクタが付いており、PS/2への変換アダプタが付属しており、シリアルポートには繋がりません。)
ボールの動きは少し重い感があるが、扱う上では特に問題はない。なお、このトラックボールのボールにはカバーが取り付けられてはいないが、ある程度の力を加えないと取り外せない様になっている。
ボタンは2つのみだが、ドライバを入れることにより両方のボタンの同時押しによって別の機能を設定できるようになっている。しかも何らかのキーだったり操作だったりと選択肢は多いので好みや状況に応じたカスタマイズが可能なのが嬉しい。
ホイール機能自体は持ち合わせてはいないが、この同時押しで持たせられる機能の一つにホイール機能とほぼ同等の機能を持たせることが出来る。
家ではマウスポートにはマウスを、シリアルポートにはトラックボールを取り付けて両方を使っているのだが、コントロールパネルからマウスの設定画面を開く時、マウスでやると通常のマウスの設定画面が出て、トラックボールでやるとトラックボールの設定画面が出る。皆が皆そうなっているのか、それとも何らかの要因が働き、自分のだけそういう事が出来るようになってしまっているのかは不明。(私の環境でもそうでした。ソフトがしっかり作られているのでしょう。)
−−以上寄稿−−
Marble Mouseのボール
Marble Mouseのボール
私の場合、5ボタントラックボールを使ってからMarbleMouseを使ったので若干の機能不足は否めませんでしたが、普通の3ボタン(ホイール含む)を使っている人にとっては充分な機能を持っています。
風来坊さんも書かれているとおり左利きにもやさしいユニバーサルデザインで、ボタンの位置やクリック感も秀逸です。
現在のモデルは銀色ですが、ボタン部分は無塗装のダークグレーで色落ち対策がされており、カラーマッチングもいい感じです。
ボールの回転は、私の感触では軽いほうと思います。会社で5台買った際に、微妙に転がり感のばらつきがありましたが、どれも軽い部類と言っていいと思います。
米国での定価が$29.95であることを考えると日本での販売価格(実売約5千円)は割高感がありますが、日本語ドライバ、説明書のコストと割り切らねばならないかも知れません。
トラックボールの入門用としてお勧めできる製品だと思います。


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