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トラックボール製品レビュー

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KENSINGTON Expert Mouse PRO

2001年8月13日掲載(2002年5月12日更新)

Expert Mouse PRO
Expert Mouse PRO外観
値段が値段だけになかなか手が出なかったExpert Mouse PRO。とうとう夏のボーナスで買ってしまいました。
買ったのは有楽町そごう跡地に鳴り物入りで開店したビックピーカン有楽町店。お店の品揃えには満足でした。KENSINGTON、Logitech(ロジクール)の各製品、Microsoftのトラックボールはデモ機があり、実際の操作感を体験できます。サンワサプライのトラックボールも販売されていました。
製品情報に戻って、このトラックボールは従来から発売されているKENSINGTONのハイエンドトラックボール"Expert Mouse/Turbo Mouse"のシリーズです。Turbo MouseはMac用ですが、USBになり、徐々に違いがなくなってきています。
このシリーズ、操作感の全ては直径約50mmの大型ボールと、それを支えるステンレスベアリングを用いた支持機構に集約されます。手のひら(というか厳密には人差し指と中指と薬指の腹)で転がすこの転がし感は一度覚えるとやめられません。
Expert Mouse PRO
ステンレスベアリング機構
全体のカラーは微妙に青みがかったシルバー。ボールは最近のKENSINGTONの標準的な僅かな透明度のある紺色。(Turbo Mouseシリーズは本体、ボールとも若干色が違います。)
Turbo Mouseは4.0までだった..というホームページの記述を時々見かけます。5.0以降出来が悪くなったというのですが...(PROは発売順から6.0と言えるものです。)
私の感触は、どちらも正解。私が従来使っていたExpert Mouse 4.0と比べて、機構部の違いは僅かです。しかし、何かがたつくと思ったらゴム足が一つ行方不明になっているあたり、出来に不満もあります。Version4.0は米国製、PROは中国製というあたりが気になっていたのですが、若干評判を落とした5.0は米国製だそうです。うーん、偏見には気を付けないといけないですね。
また、もう少し改善して欲しかったのがホイール。ボールやボタンの大きさに比較して小さすぎるのです。ダイレクトラウンチなんかなくして、幅7〜8cmくらいのローラーを付けてもらえると、操作感が最高だと思うんですけどね。さらに、接触不良なのかホイールに軽く触れているだけで画面ががたがたする不具合もあります。(私のが特別かと思ったら、ほかにもこの症状がある方がいるようです。新品交換してくれたという話もありますが。)
この製品のもう一つの特徴はボールの上に置かれたダイレクトラウンチと呼ばれる6つのボタンです。各ボタンのクリックで、Webサイトの表などを設定できます。
購入当初、私はダイレクトラウンチボタンを設定していませんでした。なぜなら、私のWindows98環境ではドライバがちゃんと起動できなかったから。
どうやらKENINGTONのMouseWorksというソフトは多機能はいいのですがメモリを多く使うらしく、Macでもしばしば問題を起こすようです。
私の所では、インストール後少ししたら、起動時に設定を読めなくなりました。以降、ドライバを何度インストールし直しても同じ。ボードが目一杯刺さっているパソコンだからでしょうか...
邪道ながら、IntelliPointを使って3,4ボタンとホイールを使っていました。
OSをWindowsXPにした機会に、MouseWorks5.61(英語版)を入れたところ快適に使えるようになりました。しかし思ったほどダイレクトラウンチは使いこなせず、さらに左右同時押しに"scroll when you move the mouse"を設定したら、ホイールまで使わなくなりました。私にとっては4ボタンタイプで良かったことになります。
このシリーズのトラックボールは、ボールのサイズがビリヤードのボールと同じ径で、これを交換するファンもいるようです。ビリヤードの玉は元のボールより重く慣性感がいいという話も聞きますし、球の精度が高いので安定感も良いようです。本体がアイボリーの頃に比べて、ビリヤードボールが似合わなくなりましたが...
厳しい点を細かく書きましたけど、多機能性、ボールの安定感、使うことの気持ちよさをはじめ、市販品でこのトラックボールを越える物はありません!
実売\10,000を割ることはないので高い製品ではありますが、必ずやトラックボールの魅力に取り憑かせてしまう製品だと思います。


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