日本では発売されていない米国Evergreen Systems InternationalのDTXL-5を紹介します。オークションで仕入れた中古品ですので、パッケージは揃っていません。

まずは概観から。

5つのボタンがありますが、3ボタンマウスのクリックやドラッグロックなど、基本的な機能しか持っていません。

本体底面です。6ヶ所のネジを外すと本体カバーがはずれます。カバーを完全に外すにはケーブルを止めているコネクタを外す必要があります。

カバーです。どこか手作りっぽい味があります。

ボタンはすべて大型のタクトスイッチです。

左右ボタンの基板は固定されていてはずせません。

カバーを取り除いた本体側です。

ボール支持部は金属製でしっかり作られています。軸受け部分にはボールベアリングを用いているとホームページに書かれています。ロータリーエンコーダ部分は、あまり他では見かけない放射状に黒くプリントした円形の透明シートが回るようになっています。

シリアルケーブルからつながっているコネクタを一つ外すと基板が外れます。

ボールの支持部です。3つの支点は金属の台で固定されており、かなりがっちりと作られている印象です。

分解結果です。電子機器というより、電気製品という感じの作りが時代を感じさせます。